サンドレス、フライシュッツ、ホウオウカグヤの指名を決定&JRA-VANの指名馬10頭が確定(2021-2022)
現在までに7頭の指名をしていたので残りの3頭を締め切りの本日に選びました。明日の年内最後の新馬戦でデビューするサンドレス、年明けの中京芝2000が予定されているフライシュッツ、状況不明も年内でのデビューを目標にしていたホウオウカグヤです。いずれも以前の記事で紹介した馬なのでそこからの引用と併せて紹介したいと思います。
◆サンドレス
ハービンジャー産駒でブラストワンピースの全妹です。本馬に対する詳しい評価は出資が決まったときの記事を見てもらいたいですが、馬体は素晴らしく募集動画の動きもこれより良い馬が他にいるのかってレベルに抜群です。早来では少しゆっくりやっていくというコメントが出た後にいきなり移動することになって、あれよあれよという間にまさかの6月26日の東京開催でデビューが決まるという出資者たちにも驚きの展開だったと思うのですが、何とかここまで無事にたどり着くことができました。将来的にはもう少し大きくなると思いますが募集段階での不安要素だった超絶巨漢馬になるというリスクは回避できたと思うので落選覚悟で抽優権を行使して本当に良かったと喜びをかみしめています。ハービンジャー産駒なので完成するのは古馬になってからだと思いますが、これだけ早い時期にデビューすることになりましたしブラストワンピースの妹なので何とかオークスには間に合って欲しいですね。
◆フライシュッツ
Golden Horn産駒の持ち込み馬です。歩様とフットワークがとにかく柔らかいです。牡馬ですけど牝馬みたいな動きをしています。馬体もまとまりがあって良いのですがこの柔らかさなら中距離を目指せるはずで安田厩舎に入ったのは謎です。ホームランか三振かというイメージですが安田厩舎のスピード調教が上手くハマれば面白そうです。
◆ホウオウカグヤ
フライシュッツは緩さや足元の弱さから調整が遅れていましたがようやくデビューの目処が立ちました。中距離でのデビューは希望通りなのでそれまでに前向きさが出てきてくれればと思います。ホウオウカグヤはまだゲート試験も合格してないと思うので時間がかかりそうです。ポテンシャルに期待して何とか桜花賞、NHKマイルに間に合ってくれればと思います。
そして、出資馬のサンドレスは6月にデビュー予定だったものの、トレセンで鼻出血を発症して白紙に。北海道での静養と調整でここまで時間がかかりました。鼻出血が発覚したのが6月17日の調教でしたので、あれから半年以上が経過したことになります。当時はデビューできるのかもわからない状況でしたが何とかここまでこぎつけることができました。完走するまで油断はできませんが1週前追いきりでは美浦ウッドの全体で一番時計をマークするなど順調にきています。育成時代からワンペースな走りだと言われてきたので追われてからどこまで伸びるかが気がかりですが、デビューした兄姉はすべて新馬勝ちをしている血統なのでサンドレスも本番での躍動が楽しみです。
最後に去年の指名馬確定の記事で書いたオルフェーヴルとサンドレスの共通点をもう一度紹介したいと思います。
オリエンタルアートの7歳時の初仔がドリームジャーニーでドリームジャーニーぶりに付けられた11歳時のステイゴールド産駒がオルフェーヴル。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
大きな頓挫はありましたが何とかオークスには……。そのためにも明日は無事に走り終えて欲しいと思います。
ベストフィーリングの指名を決定(フィールザレースの19)
アレグロモデラートの指名を決定(ナスノリベリウスの19)
ルヴェルディの指名を決定(エクセレンスⅡの19)
父:ディープインパクト
母:エクセレンスⅡ
母:エクセレンスⅡ
母父:Champs Elysees
馬主:サンデーレーシング
厩舎:木村哲也(美浦)
ディープインパクト産駒です。ディープ産駒マイスターを自負している私ですが、馬体だけならこの馬が世代ナンバーワンですね。血統も文句なしでしょう。これだけの馬が何故にキムテツ厩舎?という感じですが体質的にどこか悪いところがあるのかもしれません。出資者の方によると4月中旬に「左トモ蹄冠部の外側を外傷」で一頓挫ありましたが大きな怪我ではないみたいなので年内にはデビューできるのではないでしょうか。この厩舎に振り分けられたことだけが心配ですが馬自体は間違いなく良いです。
直前まで鞍上がルメールと発表されなかったり厩舎が少し弱気なのは気がかりですが、馬体的には世代ナンバーワンと評価できるディープ産駒で調教も水準程度には動けていますので指名するしかないでしょう。ゲート試験に3回も落ちてしまったようなので実践でしっかり決めてくれるか注目です。
トゥデイイズザデイの指名を決定(キトゥンズクイーンの19)
新馬戦が開幕!今年の戦略と注目のPOG馬10頭を紹介 2021~2022
今年のPOGでちょっと気をつけた方がいいかもしれないことと某所のPOGで指名した10頭を紹介したいと思います。ミーハー値1000以下部門での登録なのでドラフトでも指名しやすい穴目の馬が多いと思います。
【 今年はオーナーズの馬が侮れない!? 】
近年、社台グループオーナーズへ行くノーザンファームの馬と言うのは募集段階から難があったり、デビューしても怪我をしたり、勝ち上がってもクラシック路線には乗れないような一昔前のシルクの様な馬が集まっていた印象ですが、さすがに成績が悪すぎてここらで良い馬を入れてきたのではないか!?と思いました。と言うのも今年のノーザンファーム早来で筆頭評価を受けていたレディナビゲーターは個人所有馬でも大手クラブ馬でもなくオーナーズで募集された馬なんですよね。他にも既に入厩している馬が何頭もいたり、2歳馬特集では厩舎長が取り上げる馬がいたりと例年より順調に育成されている気がします。去年までだったら気になる馬でもオーナーズ所属馬だったら即消すくらいの勢いでしたが、今年は一旦立ち止まって指名を検討してみるのも良いかもしれません。
【 指名馬10頭を紹介 】
指名した牡馬牝馬5頭ずつをミーハー値の高い順に紹介していきます。ミーハー値というのは指名者の数で6月3日締め切り時点での人気を表しています。
[牡馬]
■ ダノンギャラクシー(ベネンシアドールの19)
馬主:ダノックス
ミーハー値:245
ディープインパクト産駒でデニムアンドルビーの全弟です。POG本の牧場ページで紹介されているノーザンファームのディープ産駒で唯一合格点をあげられるのはこの馬かと思いました。フットワークはシャドーロールを着けてクビを振っていたりまだ暴れ馬という感じですが脚の使い方には良さがあると思います。デビューは秋冬あたりでしょうが特に頓挫はしていないようなのでこのまま順調に行ってほしいです。
馬主:サンデーレーシング
厩舎:木村哲也(美浦)
ミーハー値:85
ディープインパクト産駒です。ディープ産駒マイスターを自負している私ですが、馬体だけならこの馬が世代ナンバーワンですね。血統も文句なしでしょう。これだけの馬が何故にキムテツ厩舎?という感じですが体質的にどこか悪いところがあるのかもしれません。出資者の方によると4月中旬に「左トモ蹄冠部の外側を外傷」で一頓挫ありましたが大きな怪我ではないみたいなので年内にはデビューできるのではないでしょうか。この厩舎に振り分けられたことだけが心配ですが馬自体は間違いなく良いです。
■フライシュッツ(ラクレソニエールの19)
馬主:社台レースホース
ミーハー値:39
Golden
Horn産駒の持ち込み馬です。歩様とフットワークがとにかく柔らかいです。牡馬ですけど牝馬みたいな動きをしています。馬体もまとまりがあって良いのですがこの柔らかさなら中距離を目指せるはずで安田厩舎に入ったのは謎です。ホームランか三振かというイメージですが安田厩舎のスピード調教が上手くハマれば面白そうです。
■ ウェルカムニュース(レジェンドトレイルの19)
馬主:吉田勝己(オーナーズ)
ミーハー値:25
サトノアラジン産駒でオーナーズの馬です。カタログ写真しか確認できていないのですが、もしディープ産駒としてセリに出ていたらかなりの高評価を受けていたのではないかと思える馬体です。ご存知の通り、サトノアラジンはディープインパクト産駒で本馬と同じ池江泰寿厩舎に所属していた馬でした。既に入厩してゲート試験も受かっているようで順調に進んでいます。こんな馬に興味を持つのは私くらいだろうと思ったのですが割と指名者数もいてどこかのPOG本でプッシュされていたりするのでしょうか?丸ごとしか持ってないので厩舎コメントしか確認できていないのですが、今年のオーナーズは違うぞ、と感じる1頭です。
■ モンタナアゲート(カリスペルの19)
馬主:吉田勝己(オーナーズ)
ミーハー値:8
ダイワメジャー産駒でオーナーズの馬です。こちらもカタログ写真をみるに好馬体で血統も母父シングスピールと文句なしです。2歳馬特集でのフットワークも力強いですし、こちらも既にゲート試験に合格済みで6月の東京デビューもあるのではと言われているくらい順調に育成されています。2歳馬牧場リポートでは「男版のメジャーエンブレム」なんてコメントもありました。
[牝馬]
馬主:三木正浩
ミーハー値:114
■ サンドレス(ツルマルワンピースの19)
馬主:シルクレーシング
ミーハー値:111
ハービンジャー産駒でブラストワンピースの全妹です。本馬に対する詳しい評価は出資が決まったときの記事を見てもらいたいですが、馬体は素晴らしく募集動画の動きもこれより良い馬が他にいるのかってレベルに抜群です。早来では少しゆっくりやっていくというコメントが出た後にいきなり移動することになって、あれよあれよという間にまさかの6月26日の東京開催でデビューが決まるという出資者たちにも驚きの展開だったと思うのですが、何とかここまで無事にたどり着くことができました。将来的にはもう少し大きくなると思いますが募集段階での不安要素だった超絶巨漢馬になるというリスクは回避できたと思うので落選覚悟で抽優権を行使して本当に良かったと喜びをかみしめています。ハービンジャー産駒なので完成するのは古馬になってからだと思いますが、これだけ早い時期にデビューすることになりましたしブラストワンピースの妹なので何とかオークスには間に合って欲しいですね。
■ ホウオウカグヤ(メリッサの19)
ディープインパクト産駒でミッキーグローリー、カツジの全妹です。ノーザンファームのディープ牝馬であまり良いと思える馬がなかったので岡田スタッドからこの馬を抜擢しました。好馬体の持ち主ですが若干胴が詰まっているのでマイル以下での活躍が見込めます。馬体、血統は良いですし岡田牧雄Jrの壮史さんも岡田スタッドで一番良いと言っていましたので期待しています。遅生まれでまだ小さい馬なのでデビューは少し遅くなりそうです。
馬主:グリーンファーム
厩舎:武井亮(美浦)
ミーハー値:14 ハーツクライ産駒でPOGで指名していたナスノシンフォニーに全妹になります。ナスノシンフォニーはメディアの露出が無かったので血統と調教時計だけで選んだ馬でしたがクラブ募集馬の本馬は好馬体の持ち主ですね。ハーツクライ産駒ですが後肢もしっかりしている方なのではないでしょうか。この世代は上でも触れたレディナビゲーターに2歳馬特集で厩舎長に紹介されていたヴィアルネッサンス(アドマイヤマーズの半妹でオーナーズの馬)などハーツ牝馬のレベルが高そうです。中でもアレグロモデラートは期待していますのでオークスでサンドレスと激戦を繰り広げてくれればと思います。
■ グレナデンシロップ(クローバーリーフの19)
キズナ産駒です。オーナーズで売れ残ったまま募集終了となってしまったようですがフットワークは綺麗ですし血統も母系にロベルト、サンデーサイレンス、リファール、ミスプロ、ニジンスキーと相性の良い血がたくさん入っているので良いと思います。既に移動済みなので夏頃にはデビューできるかもしれません。今年のオーナーズは違うぞ枠の中でも穴馬になりそうですがキズナ牝馬に多いマイル路線での活躍が期待できそうです。
JRA-VANの指名馬10頭が確定(2020-2021)
今年の稼ぎ頭であるサトノレイナスは阪神JFをハナ差で惜敗してしまいましたが、使う度にレースぶりは良くなっており、クラシックに向けて期待のできる内容でした。ステラリアやテンバガーも順調に行けば賞金を加算してクラシックに向かえるのではないでしょうか。出資馬でもあるギャラクサイトはじっくりと立て直して初勝利を飾って欲しいと思います。
サトノペルセウスは難易度の高い?社台ファーム育成のディープインパクト産駒の牡馬ですが、ステラリアの記事で「今年は社台の馬も指名するぞ!」と書いたのはこの馬に期待していたからです。2歳馬特集の映像でも良いフットワークに見えましたし、再調整中ですが遅れてきた大物になってほしいです。ロードカナロア産駒の牝馬であるラヴォルタは体質が弱いのかデビューが遅れていますが募集動画の歩様は良かったですし素質を買って指名しておこうと思います。短距離馬かもしれませんがNHKマイルに間に合ってくれれば万々歳です。
今年は特に残念な成績ですから来年こそ上位入賞を狙いたいですね!出資馬であるツルマルワンピースの19にはもちろんオークス勝利を期待します。ツルマルワンピースの19は以前にオルフェーヴルとの面白い共通点を見つけたのでそれを紹介したいと思います。
オリエンタルアートの7歳時の初仔がドリームジャーニーでドリームジャーニーぶりに付けられた11歳時のステイゴールド産駒がオルフェーヴル。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
\母の活力に全力で期待!/