海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェなど。出資馬はロードリバーサル、ポレンティア、ギャラクサイト、サンドレス、サフィラ、ロパシック、メジャーアピール。

レッドシュテルンの指名を決定(エリーシエズワールドの22)

父:Saxon Warrior
母:エリーシエズワールド
母父:Champs Elysees
馬主:東京ホースレーシング
厩舎:中内田充正栗東

 

 6頭目はレッドシュテルンを指名します。

 

5月に書いたブログ記事より

 Saxon Warrior産駒です。フットワークが良くて馬体を調べても素晴らしく、これは走ってくるなと思いました。マイラー体型なので中内田厩舎というのも良いです。2000mは長そうなのでNHKマイルを目指して頑張って欲しいです。

 

 北海道への輸送で疲れが出てしまったようで今日までデビューが延期となりました。馬体は募集時より短い距離に向いた馬体に変化していっており、将来的にはスプリンターもあり得るくらいですので距離が1500→1800に変わってしまったのもマイナス材料です。輸送疲れと距離延長ということで北海道に移動してからかなりグダグダですが、改めてフットワークを確認してもやっぱり良いなと思いますし、持ってる能力は高いと思いますのでしっかりと立て直すためにも一発回答してもらえればと思います。

ミュージアムマイルの指名を決定(ミュージアムヒルの22)

父:リオンディーズ
母:ミュージアムヒル
母父:ハーツクライ
馬主:サンデーレーシング

厩舎:高柳大輔(栗東

 

 5頭目ミュージアムマイルを指名します。

 

5月に書いたブログ記事より

 リオンディーズ産駒です。坂路映像では楽に動けており、馬体を調べたところ好馬体でした。リオンディーズ×ハーツクライという配合もインダストリアが出ており、馬体血統動きと全てが揃っているので指名することにしました。インダストリアと同じ配合ですがこの馬はマイルが短い可能性があるので皐月賞、ダービー路線で頑張って欲しいと思います。

 

 緩さがあるという話ですが1週前はウッドで好時計を出せていますし順調にきているようなので選ぶことにしました。リオンディーズとニックスであるリボーの血を持たないことはマイナスになりますが、シーザリオ種牡馬と母父ハーツクライもニックスですのでそちらの爆発に期待します。マイルでのデビューとなりましたがこの距離に対応してくれると活躍の場が広がりますので走ってくれるといいですね。
 

マスカレードボールの指名を決定(マスクオフの22)

父:ドゥラメンテ    
母:マスクオフ
母父:ディープインパクト
馬主:社台レースホース
厩舎:手塚貴久美浦

 

 4頭目はマスカレードボールを指名します。

 

5月に書いたブログ記事より

今年はマスカレードボール(マスクオフの22)とロパシックをメインにミーハー値を1000以下に抑えられたらと思っていたのですが、マスカレードボールのミーハー値が860、ロパシックが162で実現不可ということでこのような布陣となりました。マスカレードボールは血統がどう出るかわかりませんが、馬体と走りは素晴らしいので走ってくると思います。

 

 7月18日の更新で初めてトレセンでの追い切り映像がアップされたと思いますがさすがの動きだと感心したのを覚えています。当初の1800からマイルに短縮となりましたがどこを使っても勝てると思います。牡馬ではデビュー前の期待値が最も高い馬ですのでダービー候補として名乗りを上げる勝ち方を期待します。

タイタンクイーンの23に出資が決定

父:エピファネイア
母:タイタンクイーン
母父:Tiznow
厩舎:池添学栗東

 

 シルクの2024年度(23年産駒)の1次募集の結果が発表されました。今年は昨年に続いてエピファネイア産駒であるタイタンクイーンの23を抽優馬に選びました。公開された申し込み状況を見ると抽優が226口の応募ということですので、実績で当選した人の分が引かれるとほぼ100%に近い当選確率だったのではないかと思います。実績で当選するためには最低でも173.6万円の出資実績が必要なわけですからこれだけの馬をピンポイントで獲得できる抽優という制度はありがたいですよね(当たればの話……!)

 

 募集動画の動きはこの馬が最も良かったです。前脚は柔らかく、後肢の伸びは素晴らしいですし、故障のリスクとなるような箇所も見当たりませんでした。ツアー動画ではぎこちないところもありましたが何度かスロー再生したところ、引き手の方に脚が当たらないようにあのような動きになったのではないかと推察しました。ツアーでは「いつでも移動できる」というお話だったようですし、現に早来には8月7日に最速のグループで移動していますから、あの動画で人気が落ちていたのならラッキーだったのではないでしょうか。

 

 

 馬体はフレームが大きめですがそれは走るエピファネイア牝駒の特徴であり、クラシックで活躍したデアリングタクトやステレンボッシュ、そしてロパシックとも同じです。2400mもこなせるクラシック向きの馬体をしていますから、あとはマイルに対応できるスピードがあれば楽しみは広がりますね。

 

 血統はエピファネイア産駒の場合、サンデーサイレンスの無い配合はSeattle Slewが欲しいのですが(ダノンデサイル、イズジョーノキセキが該当)、ばっちりクリアしていますし、

血統表の上から

In Realityジャスティンカフェ、セルバーグ、※エフフォーリアはWar Relicのクロス)

Lyphard(ステレンボッシュアリストテレスエピファニー、セルバーグ)

Mr. Prospector(デアリングタクト、ブローザホーン、ダノンデサイル、ステレンボッシュ、イズジョーノキセキ、ジャスティンカフェ、エピファニー、イフェイオン、ビザンチンドリーム)

Danzigデアリングタクト、モリアーナ)

など重賞で結果を出しているエピファネイア産駒との共通点が多数あります。

※青字は位置も同じ

 

 中でも優れているのはHasty Roadの血を持っている点です。これはクラシックで結果を残したデアリングタクト、エフフォーリア、ダノンデサイルが内包しており、Hasty Roadの母であるTraffic Courtまで含めるとステレンボッシュも該当するのでクラシックを制覇した4/4頭と共通します。Traffic Courtはキングカメハメハにも入っている血ですのでエピファネイアと相性が良いのは納得なのですが、Hasty Roadは上に挙げた血と比べてもあまり話題になることのないマイナーな血統ですから、その上でこれだけの結果を出していることを考えると相当なニックスだと言えます。ちなみにHasty Roadはテンハッピーローズやイフェイオンなどの母系にも存在します。

 

 

 母が18歳時の産駒であることは懸念材料になりますが、タイタンクイーンはクラブで活躍したストロングタイタン、ギルデッドミラーの他にレネーズタイタン、ファッションアラート、ミラアイトーンなど異なる種牡馬で重賞級の馬を輩出している極めて優秀な繁殖です。また、ロパシックの母であるツルマルワンピースと同様に芝で走るオルフェーヴル産駒を輩出する繁殖は希少かつ有能ですから(エアトゥーレ、パレスルーマー、ソーマジックなど)、まだまだ大物を誕生させてくれると期待しています。

 

 今年は中間発表などからほぼ確実に出資できそうだとは思っていましたが、無事に新たな【推し】と出会うことができて良かったです。2年ぶり2度目の池添学厩舎ということで、サフィラの果たせなかったクラシック制覇をこの馬に託したいです。

 

 

ロパシックの指名を決定(ツルマルワンピースの22)

父:エピファネイア
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
馬主:シルクレーシング
厩舎:大竹正博美浦

 

 3頭目は出資馬であるロパシックを指名します。

 

 ブログでは出資が決まったとき6月前が締め切りのPOGで選んだときに触れていますので本馬についての詳しい情報はそちらをご覧ください。

 

 デビュー前の動向としては、気性面の不安からあまり追い詰めないようにということで強い調教はされないままここまで調整されてきました。

 

 気性面を含めてホウオウピースフルに似ているという話ですが、ピースフルみたいに突飛な動きをするというよりは我が強いタイプだと思うので、レースでは良い意味での気の強さを発揮してくれたらと思います。

 

 今年の夏は新潟を拠点とすることにしたルメールが復帰の翌日にわざわざ札幌へ乗りに来るのは騎乗馬を見てもロパシックのためだと思いますので、気性の危ういロパシックが名手の手綱に導かれて競走馬として目覚める瞬間を……明日は見届けられたら嬉しいですね。

 

 7月28日(日曜日)、札幌5R、12時10分発走予定です。

 

 

ヒシアマンの指名を決定(アシュリンの22)

父:モーリス
母:アシュリン
母父:マンハッタンカフェ
馬主:阿部雅英
厩舎:堀宣行美浦

 

 2頭目はヒシアマンを指名します。

 

5月に書いたブログ記事より

モーリス産駒です。いかにもモーリスいう感じの短距離寄りのマイラー体型をしています。しかし、フットワークは柔らかくてトビも大きそうですがピッチは決して遅くないといった感じで良くみえました。今年の堀厩舎は牝馬が人気していますがやはり牡馬の成績が良いですし、NHKマイルを目指して頑張って欲しいです。


 5月の10頭にも取り上げた本馬ですが、調教の動きが見るからに良化していったのが印象的です。毎回時計自体は出ておりしっかり併入はするのですが、3週前の段階では追っ付けながらだったのが2週前では楽な手応えで回ってくることができ、1週前ではこれまで共に調教を積んできたパートナーを置き去りにしました。(この1週前の調教だけ映像がアップされなかったのでパフォーマンスは確認できず)

 

 アルテヴェローチェが強敵となりそうですがこちらも状態は上がってきていると思うので良い結果を期待します。

ダノンシーマの指名を決定(インクルードベティの22)

父:キタサンブラック
母:インクルードベティ
母父:Include
馬主:ダノックス
厩舎:中内田充正栗東

 

 今シーズンの1頭目はダノンシーマを指名します。

 

 POG本での評価は抜群でトップクラスの扱いがされていましたが、自分の中では馬体血統ともに70点くらいで特段に指名欲がそそられる馬というわけではありませんでした。しかし、歩様は良いですし調教もまずまず動けていますのでクラシック路線を目指せる馬は選んでおきたいということで選ぶことにしました。

 

 毎年、この手の馬をスルーして何かしら大物を逃してしまったり指名枠が埋まらなかったりしていたので今年は積極的に選んでいきたいと思います。坂路ではまだ動ききれないのかなという印象ですが実践でスパッとした脚を使ってくれたらと期待します。

POG開幕!注目の10頭を紹介 2024~2025

【 指名馬10頭を紹介】

 

 某所で指名したPOG馬、牡馬6頭牝馬4頭をミーハー値の高い順に紹介していきます。ミーハー値というのは指名者の合計数で5月30日締め切り時点での人気を表しています。レーシングビュアーの2歳馬特集に出ていた馬は少なくとも大きな頓挫は無いだろうということで基本的にここに登場した馬から選んでいます。ミーハー値1000以下部門で戦えるように選んだのでドラフトでも指名しやすい穴馬が多いかと思います。

 

[牡馬]

 

■ インザスカイ(ダイヤモンドディーバの22)

 

馬主:エムズレーシング
厩舎:友道康夫栗東
ミーハー値:287

 

 キタサンブラック産駒です。母18歳時の産駒ということでその点は割引ですが、キタサンブラックの配合としては文句なしですし、クラシック向きの馬体かつ友道厩舎ということで指名しました。トモが弱いということでデビューは遅くなりそうですが、ダービーを狙える馬は取っておきたいですし、友道師が買ってもらった馬だそうですので意地でも走らせてくるのではと期待しています。

 

■ レッドシュテルン(エリーシエズワールドの22)

 

馬主:東京ホースレーシング
厩舎:中内田充正栗東
ミーハー値:71

 

 Saxon Warrior産駒です。フットワークが良くて馬体を調べても素晴らしく、これは走ってくるなと思いました。マイラー体型なので中内田厩舎というのも良いです。2000mは長そうなのでNHKマイルを目指して頑張って欲しいです。

 

■ ミュージシャン(カンタービレの22)

 

馬主:石川達絵
厩舎:杉山晴紀(栗東
ミーハー値:63

 

 ブリックスアンドモルタル産駒です。この馬は特に歩様が素晴らしいと思いました。馬体も綺麗でバランスが良いですし、乗り味も絶賛されているので指名しました。中距離が合いそうなので皐月賞を目指して頑張って欲しいです。

 

■ ヒシアマン(アシュリンの22)

 

馬主:阿部雅英
厩舎:堀宣行美浦
ミーハー値:61

 

 モーリス産駒です。いかにもモーリスいう感じの短距離寄りのマイラー体型をしています。しかし、フットワークは柔らかくてトビも大きそうですがピッチは決して遅くないといった感じで良くみえました。今年の堀厩舎は牝馬が人気していますがやはり牡馬の成績が良いですし、NHKマイルを目指して頑張って欲しいです。

 

■ジュタ( シャンパンエニワンの22)

 

馬主:ラ・メール
厩舎:矢作芳人栗東
ミーハー値:46

 

 ドゥラメンテ産駒です。POG馬を探すにあたって2歳馬特集でフットワークを見ていきましたがこの馬は見た瞬間に「はい、走る!!」となりました。矢作厩舎でクラシック向きの馬体をしていますし皐月賞、ダービーを目指して頑張って欲しいです。

 

ミュージアムマイル(ミュージアムヒルの22)

 

馬主:サンデーレーシング
厩舎:高柳大輔(栗東
ミーハー値:20

 

 リオンディーズ産駒です。坂路映像では楽に動けており、馬体を調べたところ好馬体でした。リオンディーズ×ハーツクライという配合もインダストリアが出ており、馬体血統動きと全てが揃っているので指名することにしました。インダストリアと同じ配合ですがこの馬はマイルが短い可能性があるので皐月賞、ダービー路線で頑張って欲しいと思います。

 

[牝馬]

 

■ロパシック(ツルマルワンピースの22)

 

馬主:シルクレーシング
厩舎:大竹正博美浦
ミーハー値:162

 

 エピファネイア産駒です。本馬に関する情報は出資が決まったときに詳しく書いていますのでそちらをご覧ください。今年の初め頃までは牧場見学へ行った方たちの話を見ていても大絶賛されていて「ノーザンファーム早来の牝馬では筆頭」という評価がされていました。しかし、2月に馬体の細化でメニューを落とすことになってしまい案の定、POG本では去年のサフィラみたいな大本命級の扱いではなくなってしまいました。ゲート試験には時間がかかってしまいましたが無事に合格しましたし、天栄でも坂路を14-14で乗り込んでいますからデビューは近そうです。オークスにしか出られなかったサフィラ、そして半姉サンドレスの分までクラシック路線で頑張って欲しいと思います。

 

■ヨヒーン(レディイヴァンカの22)

 

馬主:藤田晋
厩舎:杉山晴紀(栗東
ミーハー値:64

 

 キズナ産駒です。この馬も馬体血統動きと全て文句なしです。キズナジャスティンミラノ、ライトバックを筆頭に昨シーズンは産駒が大活躍しましたが改めてキズナ産駒の血統を調べ尽くしたところ本馬は満点をあげられると思います。厩舎も良いですしクラシック路線で頑張って欲しいです。

 

■ルージュカリーナ(ボインビューティーの22)

 

馬主:東京ホースレーシング
厩舎:友道康夫栗東
ミーハー値:52

 

 エピファネイア産駒です。坂路映像を見て良い走りをしていると思って募集ページを見たところ好馬体で歩様も良かったので指名しようと思いました。マイラー体型なので去年のルージュスエルテのようなイメージで桜花賞NHKマイルを目指して頑張って欲しいです。

 

■ セレスチャルホープ(ケンホープの22)

 

馬主:吉田照哉(社台グループオーナーズ)
厩舎:茶木太樹(栗東
ミーハー値:8

 

 エピファネイア産駒です。社台ファームの馬は去年に低ミーハー値(38)だったYoshida産駒のデュアルウィルダーを「(社台では)最も推したい」「フットワークに関しては確認できた社台の馬では一番良いと思いました」と取り上げることができました。今後がかなり楽しみな馬で良い指名ができたと思います。そして、今年の社台ファームの坂路映像はセレスチャルホープが素晴らしいフットワークをしていると思いました。社台とノーザンでは配合が違うので血統面がどうかなと思いますが、覚醒前の社台で結果を残してきたケンホープの産駒ですし馬体も良いのでクラシック路線で期待しています。

 

 

 今年はマスカレードボール(マスクオフの22)とロパシックをメインにミーハー値を1000以下に抑えられたらと思っていたのですが、マスカレードボールのミーハー値が860、ロパシックが162で実現不可ということでこのような布陣となりました。マスカレードボールは血統がどう出るかわかりませんが、馬体と走りは素晴らしいので走ってくると思います。

 

 出資馬であるメジャーアピール(アピールⅡの22)はまだ併せ馬ができていないのでさすがにこの段階で指名するのはやめておきました。警戒心の強さから乗り運動を始めるのに時間がかかってしまいましたが、着実に段階は踏めているのでこのまま進めてもらえたらと思います。逆にここまで順調にこれたロパシックはもうすぐデビューできそうなので無事に新馬戦を迎えてしっかり勝ちきってくれたらと思います。

 

 今年の指名馬は全て馬体と動きを確認できているので何とか全頭勝ち上がりをしてくれないかと思っています。目指せ、今年もランキング最前列!

23-24年版の記事はこちら

21-22年版の記事はこちら

 

アートワーク、サトノファントム、スマートワイス、デュアルウィルダーの指名を決定&JRA-VANの指名馬10頭が確定(2023-2024)

① サフィラ
② アナベルエクラ
③ ショーマンフリート
④ フォーザボーイズ
⑤ ラスカンブレ
⑥ コンテソレーラ

⑦ アートワーク (ミスドバウィの21)
⑧ サトノファントム (ウイングステルスの21)
⑨ スマートワイス (スマートレイアーの21)
⑩ デュアルウィルダー (ダンスウィズキトゥンの21)

 

 12月28日がJRA-VANの指名期限ということで残りの4頭を選びました。引用は全て6月に書いたブログ記事からになります。

 

⑦ アートワーク

父:ドゥラメンテ
母:ミスドバウィ
母父:Dubawi
馬主:林正道
厩舎:斉藤崇史(栗東

 

 ドゥラメンテ産駒で昨シーズンのアーリントンCで2着に入ったセッションの半弟となります。この馬はとにかく血統が良いです。ドゥラメンテ産駒の成功パターンとなる血がこれでもかと入っています。馬体写真が掲載されていないのが残念ですが、セッション(510キロ台)とは違いサイズ感もちょうど良いということなので大きすぎない馬ということが判明しているのもポイントが高いです。クラシックを意識できる斉藤崇史厩舎というのも決め手となりました。

 

 年内デビューを視野に調整をしていたようですがちょっと前に放牧に出て短期間で戻ってきました。ここからは順調に調整されて欲しいです。

 

⑧ サトノファントム

父:サトノダイヤモンド
母:ウイングステルス
母父:Hawk Wing
馬主:里見治
厩舎:友道康夫栗東

 

 サトノダイヤモンド産駒です。母16歳時の産駒という点は割引ですが、フットワークは良好で配合も既に結果を出している産駒との共通点があります。馬体は後肢がちょっと長めですが、サトノダイヤモンド自体がそんな馬だったので気にしなくても良いのかなと思いました。友道厩舎ということでサトノグランツに続いてクラシック路線に乗ってもらいたいです。

 

 この馬は秋頃にデビューに向けて調整されていたはずですが放牧に出てしまいました。サトノダイヤモンド産駒は晩成型が多そうですのでこの放牧期間で少しでも良くなっていればと思います。


⑨ スマートワイス

父:ロードカナロア
母:スマートレイアー
母父:ディープインパクト
馬主:大川徹
厩舎:大久保龍志栗東

 

 1月8日(月)の京都芝1800でのデビューが予定されているようです。最後の1頭を何にするか悩んでいたのですが、候補にあった馬たちの進捗が微妙だったのでデビュー予定が出ていて調教でそれなりに動けている馬から選ぼうということでこの馬を指名することにしました。NHKマイルを目指して頑張って欲しいです。


⑩ デュアルウィルダー

父:Yoshida
母:ダンスウィズキトゥン
母父:Kitten's Joy
馬主:社台レースホース
厩舎:堀宣行美浦

 

 レアなYoshida産駒です。社台の復権から今年は多めに選びたいと思っていましたが最も推したいのはこの馬です。バランスの良い馬体をしていますし、フットワークに関しては確認できた社台の馬では一番良いと思いました。馬名の意味は「二刀流」ということですがせめてクラシック期間は芝路線で活躍してもらいたいところ。堀厩舎というのも心強いです。

 

 4月にはゲート試験に合格しており早期デビューを予定していましたがオステオコンドローマの影響でここまで遅れてしまいました。社台の馬では一番期待していましたのでここから巻き返して欲しいです。

 

 今シーズンの反省としては期待していたアートワーク、サトノファントム、デュアルウィルダーのデビューがここまでズレ込むのは想定外だったとは言え、12月に入るまで4頭しか指名していなかったのはちょっとやりすぎでしたね。以前も指名するペースを間違えてこの時期までに8頭は選んでおきたい、なんて書いた記憶がありますが来年こそコンスタントに指名していきたいと思います。

 

 6月に取り上げていたジュンゴールドをVANの方で指名しなかったのも痛いミスです。この馬とサフィラの活躍次第では日刊競馬POGの方では上位争いができるかもしれないので頑張って欲しいです。サフィラは阪神ジュベナイルフィリーズが出資馬として初めてのG1出走となりましたが、最終的に1番人気に推される形となるも4着に。レースレコードを塗り替える程の高速馬場が敗因だったと思うので水準レベルの馬場なら桜花賞でも、そして距離が伸びるオークスではもっと良い競馬ができると思います。その前に賞金を加算しないといけませんのでおそらくチューリップ賞からの始動となりますがしっかり結果を出してもらいたいと思います。

 

初めての競馬場参戦!また春に行けるかな?



コンテソレーラの指名を決定(エレクトラムの21)

父:リアルスティール
母:エレクトラ
母父:High Chaparral
馬主:インゼルレーシング
厩舎:手塚貴久美浦

 

 今シーズンの6頭目はコンテソレーラを指名します。リアルスティールPOG馬でしたが産駒を指名するのは初めてになります。

 

6月に書いたブログ記事より

リアルスティール産駒です。この馬はインゼルで募集されたときにかなり良い馬体だと思いました。募集動画からあまり距離がもたないタイプかと思いましたがPOG馬だったリアルスティールの産駒で母父も以前から注目しているHigh Chaparralと推さずにはいられない血統です。リアルスティールの成功パターンはまだ掴みきれていないですがRobertoとNijinsky持ちなのはレーベンスティールと同じですからその点からも期待できそうです。個人的には注目ポイントが多いのですがさらに手塚厩舎ということで、本当にミーハー値4でイイんですかー!?という感じです。

 

 夏頃に骨盤骨折の疑いということで今季絶望かと思われましたが、検査の結果から骨折は認められず筋肉を痛めただけという結論になったようです。そこから順調に立ち上げて行き何とか年内のデビューには間に合いました。調教もそれなりに動けているようですし好走を期待します。