現在までに7頭の指名をしていたので残りの3頭を締め切りの本日に選びました。明日の年内最後の新馬戦でデビューするサンドレス、年明けの中京芝2000が予定されているフライシュッツ、状況不明も年内でのデビューを目標にしていたホウオウカグヤです。いずれも以前の記事で紹介した馬なのでそこからの引用と併せて紹介したいと思います。
◆サンドレス
ハービンジャー産駒でブラストワンピースの全妹です。本馬に対する詳しい評価は出資が決まったときの記事を見てもらいたいですが、馬体は素晴らしく募集動画の動きもこれより良い馬が他にいるのかってレベルに抜群です。早来では少しゆっくりやっていくというコメントが出た後にいきなり移動することになって、あれよあれよという間にまさかの6月26日の東京開催でデビューが決まるという出資者たちにも驚きの展開だったと思うのですが、何とかここまで無事にたどり着くことができました。将来的にはもう少し大きくなると思いますが募集段階での不安要素だった超絶巨漢馬になるというリスクは回避できたと思うので落選覚悟で抽優権を行使して本当に良かったと喜びをかみしめています。ハービンジャー産駒なので完成するのは古馬になってからだと思いますが、これだけ早い時期にデビューすることになりましたしブラストワンピースの妹なので何とかオークスには間に合って欲しいですね。
◆フライシュッツ
Golden Horn産駒の持ち込み馬です。歩様とフットワークがとにかく柔らかいです。牡馬ですけど牝馬みたいな動きをしています。馬体もまとまりがあって良いのですがこの柔らかさなら中距離を目指せるはずで安田厩舎に入ったのは謎です。ホームランか三振かというイメージですが安田厩舎のスピード調教が上手くハマれば面白そうです。
◆ホウオウカグヤ
フライシュッツは緩さや足元の弱さから調整が遅れていましたがようやくデビューの目処が立ちました。中距離でのデビューは希望通りなのでそれまでに前向きさが出てきてくれればと思います。ホウオウカグヤはまだゲート試験も合格してないと思うので時間がかかりそうです。ポテンシャルに期待して何とか桜花賞、NHKマイルに間に合ってくれればと思います。
そして、出資馬のサンドレスは6月にデビュー予定だったものの、トレセンで鼻出血を発症して白紙に。北海道での静養と調整でここまで時間がかかりました。鼻出血が発覚したのが6月17日の調教でしたので、あれから半年以上が経過したことになります。当時はデビューできるのかもわからない状況でしたが何とかここまでこぎつけることができました。完走するまで油断はできませんが1週前追いきりでは美浦ウッドの全体で一番時計をマークするなど順調にきています。育成時代からワンペースな走りだと言われてきたので追われてからどこまで伸びるかが気がかりですが、デビューした兄姉はすべて新馬勝ちをしている血統なのでサンドレスも本番での躍動が楽しみです。
最後に去年の指名馬確定の記事で書いたオルフェーヴルとサンドレスの共通点をもう一度紹介したいと思います。
オリエンタルアートの7歳時の初仔がドリームジャーニーでドリームジャーニーぶりに付けられた11歳時のステイゴールド産駒がオルフェーヴル。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
ツルマルワンピースの7歳時の初仔がブラストワンピースでブラストワンピースぶりに付けられた11歳時のハービンジャー産駒がツルマルワンピースの19。
大きな頓挫はありましたが何とかオークスには……。そのためにも明日は無事に走り終えて欲しいと思います。