海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。過去の指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェ。グレーターロンドン、ロジクライ、エアウィンザー、サトノアーサー、ジェネラーレウーノ、ロックディスタウン、グレイル、クラージュゲリエ、ビアンフェ、マイラプソディ、ステラリア、エリカヴィータなどです。

メジャーアピール(アピールⅡの22)に出資が決定

父:ダイワメジャー
母:アピールⅡ
母父:Selkirk
厩舎:加藤士津八美浦

 

 シルクの2023年度(22年産駒)の1次募集の結果が発表されました。今年は人気馬たちが良く見えなかったのでこれまでに比べたら緩い抽選でしたが何とか抽優でツルマルワンピースの22、そして一般でもアピールⅡの22をゲットすることができました。この記事ではアピールⅡの22について書いていきたいと思います。

 

 アピールⅡの22についてまず触れなければならないのは手術歴のある馬だということです。両飛節のOCD除去手術が2023年の5月26日に行われたと募集の段階で発表されています。OCD手術は競争能力に影響はないとされていますが、歩様動画を見ると前後の脚が良く動けており、後ろからの映像でも手術箇所の飛節に全くブレがないの少なくとも現時点で不安は無いし良い歩きができていると思いました。このまま順調に育成してもらえればと思います。

 

 

 ダイワメジャー産駒と言えば前受けしてなんぼのキレない馬というのが定説でしたが晩年になってから何故かアドマイヤマーズやセリフォスなどの瞬発力のある馬が出てきました。今年にデビューした2歳馬のボンドガールも東京競馬場でレース上がり11.2 - 11.0 - 11.1の極限の上がり勝負を制しており、既にG1で好走できるレベルの内容を示しています。実はこれらの馬との共通点がRed godの血を内包するというもので、特にアドマイヤマーズとはLinamixの血を持っている点でも似通っています。全兄のペールエール新馬勝ちからの重賞連続好走という実績なので元々血統的な裏付けはあるのですが晩年のダイワメジャー産駒だからこその魅力もあるのでその点からも非常に楽しみです。

 

 募集時には365キロだった馬体重がツアー時には406キロと40キロ以上も増えていたことは出資に向けての大きな決め手となりました。4月14日生まれにしては体高と管囲は標準サイズに達していたのでこれからまだまだ大きくなると思います。手術歴から慎重に育成していくと思うので順調に行っても秋デビューになるかと思いますが、ダイワメジャー産駒ということで元から照準はNHKマイルカップになると思いますし、馬の体調にあわせてじっくりと進めてもらえたらと思います。ツアー情報と言えば放牧に出たのが遅かったので友達が少ないという話が何件か出ていたのも面白かったですね。

 

 これまで出資してきた馬は4/5頭がハーツクライ産駒だったのですが、まさかここにきてハーツクライと同期のダイワメジャー産駒に縁があるとは思っていませんでした。1年に2頭の出資、しかも牡馬と牝馬が揃うのも初めてです。来シーズンの競馬をこの度に出資できた2頭が賑やかしてくれることを期待しています。

 

(追記)瞬発力のあるダイワメジャー産駒の登場はシゲルピンクダイヤが始まりだったように思い調べていたところ、他にも末脚の強力なゴールデンナンバー、アスコリピチェーノが本馬と同じSharpen Up持ちでした。Red godとSharpen Upの両方を持っているアピールⅡの22の末脚には期待大ですね。

ダイワメジャーダイワスカーレットの半兄