海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。過去の指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェ。グレーターロンドン、ロジクライ、エアウィンザー、サトノアーサー、ジェネラーレウーノ、ロックディスタウン、グレイル、クラージュゲリエ、ビアンフェ、マイラプソディ、ステラリア、エリカヴィータなどです。

ギャラクサイト(レーヴディマンの18)に出資が決定

母:レーヴディマン
母父:Highest Honor

 シルクの18年産駒の1次募集の結果が出ましたね。吟味に吟味を重ねましたがこの世代はポレンティアほど抜けた評価をできる馬はいませんでした。馬体+データ面で1頭だけ良いと思える馬がいましたが、募集動画の歩様に難があり、アップされていたツアー周回動画でも同じところが気になったために断念しました。応募したのは馬体に難はあるがそれ以外は良いと思える馬と馬体歩様データ面において何も良いと思えるところが無かった馬の2頭です。レーヴディマンの18は後者に当たります。

 レーヴディマンの18で最もネックとなるのが母高齢(17歳時)の産駒という点でしょう。自分も大幅減点だったわけですが一般的な母高齢産駒と違うのはBethraというG1馬の姉がいることです。POGをやってるいる人ならわかると思いますが、既にG1馬を産んでいる母からは2頭目の大物がしばらくして出現することがあります。近年で最も有名なのはダービー馬で種牡馬としても好スタートを決めているキズナです。キズナは母キャットクイルの20歳時の産駒でファレノプシスというG1馬の姉がいる血統になります。去年のクラシック路線ではビーチサンバという馬が活躍しており、この馬も母フサイチエアデールの20歳時の産駒でフサイチリシャールというG1馬の兄がいます。その他、過去に遡ればこの手の馬は何頭かいると思いますが、自分のPOG実績でもグレーターロンドン(17歳時)、ロックディスタウン(16歳時)、ゴーフォザサミット(17歳時)と母高齢産駒から当たりを引けていますので、マイナス要素なのは間違いないですが自分が良いと思った馬ならやってくれるのではないかと思っています。

 血統もハーツクライ産駒としてはマイナーすぎる配合で評価しにくいです。1頭目の出資馬であるロードリバーサルの記事にも書きましたがハーツクライ産駒にノーザンダンサーのクロスは鉄板です。Never BendやBlushing Groomを持っているのは加点材料ですけど母父Highest Honorに母母父バイアモンとは何ぞやという感じです。母母母父Green Dancerがやっとノーザンダンサー系でこの血統にはキングカメハメハという大物の他に近親のレーヴドスカー一族が活躍馬として名を連ねていますが、実はこのハーツクライ×母母母父Green Dancerという配合……ズバリ!ポレンティアと同じでございます!!これはもはや超絶ニックスと言っても良いのでは。。。

 という事で不安材料しかないのに無駄に強がっていますが、では一体レーヴディマンの18に出資を決めるほど何が良かったと言うのでしょうか。この馬は最初にも書いた通り、募集写真、募集動画、データ面からしてアウトオブ眼中だったわけですが、、ツアー動画での歩様がめちゃくちゃ良くなっていて評価が急転したんですよね。どの馬も募集動画の歩様から若干良くなってたり悪くなってたりの程度だったんですけど、この馬だけはグンと良くなっていて驚きました。評価保留の馬たちも何頭かいますがそれらは馬体や歩様に納得できるほどの決め手が見られないんですよね。「良さそう」ではなく「これは良い」と思える馬にピンポイントで出資しないと一口馬主で勝っていくのは無理だと思います。その点、レーヴディマンの18の歩様には突き抜けた魅力が感じられました。

 結局、自分が最後まで魅力を感じたのは馬体に大きな潜在能力を感じるも歩様が絶望的な人気馬A、馬体に納得できない面はあるがツアーでも相変わらず歩様の良かった超人気馬B、そしてデータ面に欠陥ありもツアーでの歩様に素質を放っていた不人気馬Cということで、Aはリスクが高すぎて無理だと判断したのでBとCに応募して残口ありのC、レーヴディマンの18を無事に獲得することができたという次第です。1.5次までの間に公式ツアー動画もアップされましたが、ツアー参加者の方が先にアップしてくれた動画がなかったら自分はこの馬の出資できなかったかもしれませんね。母高齢の時点でデビュー前までは完璧でも実戦でサッパリというケースがあるのでそこまで自信は持てませんが、良血なのは間違いないですし種牡馬入りできるくらいの活躍を是非とも見せて欲しいですね。