ロードリバーサルが中京ダート1800mの未勝利戦で優勝しました。ロードリバーサルの初勝利、すなわち一口馬主としての初勝利なので喜びもひとしおです。
公式
・藤岡調教師 「最後の直線で一旦は前方の2頭に離される形。そこから本当に頑張って伸びてくれました。幾らかモタれたものの、それ自体も許容範囲と言えそう。追って渋いタイプだけに、ダートが合うのでしょう。まずは無事に勝利を飾れて何より。レース後の様子を確認してから新たなプランを検討する方針です」
藤岡康騎手 道中はフワフワしながらの走りで、ギアが上がっていかなかったですが、ラストはしっかりと押し切ってくれましたね。まだまだ良くなる余地を残した馬だと思います。
ロードリバーサルの持ち味に好位を取れる発馬の良さとダッシュ力が挙げられます。今回は五分のスタートから二の足の加速で1コーナーに入る頃には先頭集団の後ろに控えることができました。過去3戦のレースでも好スタートや二の足の速さで全て逃げ先行のポジションを確保することができています。ゲート試験は速いラップで合格しましたが、それがレースでもしっかりと反映されているわけですね。特にダートは芝よりも前で粘ったもの勝ちな展開が多いですからこの先行力は確実に武器になります。
レースはグリーンチャンネルに未加入なのでラジオで聴いていました。「外から進出、11番ロードリバーサル、第4コーナーから直線、400を切りました」。この実況がきこえたとき、また垂れるんだろうな…と前走の4角が頭をよぎりました。。しかし、今回は違いました。え?え?となりましたが確かにロードリバーサルが差し切った実況を耳にしたのです。あのいつも4角からなだれ込むだけのリバーサルが差し切りだと!?なんということでしょう。ビュアーですぐに映像を確認しましたが寄れながらもしっかりと単勝1.7倍のクラウドスケープと逃げ粘っていたサウスグラストップを外から鮮やかに差し切っています。レースのラスト2Fのラップが12.7
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13.2なのでリバーサルが伸びたというよりは長く良い脚をしぶとく使った結果が勝ちだったということだと思いますが、併せ馬の調教でも相手なりになってしまったり、過去3戦では4角あたりから自分でやめてしまっているようなところがあったので、前にいる馬を目標に最後までしっかりと脚を使えたという内容は本当に喜ばしい変化だと思います。課題だった『他馬を追い抜くこと』を覚えてくれたのであれば最高なのですが、パドックからしても活気の無かった過去3戦とは違いましたので少しずつでも競走馬としての役割を学んでくれているのであれば嬉しいですね。
リバーサルの出資理由はPOG指名したときの記事も書きましたが、最大の決め手はトップ種牡馬であるハーツクライ産駒の牡馬が400口換算で4.86万円というノーザンファーム生産馬ならあり得ない価格であったことと、調教動画のフットワークに柔らかみを感じたからです。最高賞金額のジャパンカップと有馬記念で勝利を狙える種牡馬でダートも走るハーツクライ産駒の牡馬がこの値段で買えるというのは非ノーザン系クラブにしかできないことで、ロードで唯一良いと思えることですね。自身(自信)の相馬眼をもってオルフェーヴルやジェンティルドンナ、アーモンドアイのような大稼ぎしてくれる馬をたくさん持つことが目標ですから今後も馬体やフットワークなどを元に走る馬をガンガン見極めて行けたらと思います。とりあえずロード行きエルテアトロ産駒から初の中央勝ち上がり馬を選べたということはドヤってもよいだろうか。(ハードル低っ