海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。過去の指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェ。グレーターロンドン、ロジクライ、エアウィンザー、サトノアーサー、ジェネラーレウーノ、ロックディスタウン、グレイル、クラージュゲリエ、ビアンフェ、マイラプソディ、ステラリア、エリカヴィータなどです。

レッドアヴァンセ、後方待機から大外一気でエルフィンSを快勝

レッドアヴァンセが京都芝1600メートルのエルフィンS(OP)で優勝しました

http://www.tokyo-tc.com/syozoku/redavancer/
2月6日レース後コメント(1着)
武豊騎手「いや~強かったですね。スタートは速いタイプではないものの、今日は五分で出てくれました。ただ、この馬のスタイルを崩すのは避けたかったですからね。後方からリズム良く運ぶ形を選択し、ジックリと脚を溜めていきました。スローペースでしたが、こちらが焦って動いても仕方ありませんので、そこは慌てずに。追い切りで得た感触の通り仕掛けてからの反応は抜群で、直線に向いてからの手応えで勝てると思いましたが、追い出してから気持ち良く脚を伸ばしてくれましたね。まだ目一杯ではないですし、余力を残して人気に相応しい内容で勝つことができて良かったです。まだまだ底を見せていませんし、やはりお父さんに走りが似ていますよ。欲を言えば馬体にもう少し幅が出てきたらいいですね。あとはゲートかな。今日は最後だったのでそこまで気にはなりませんでしたが、ゲートの中でソワソワしていたところがありましたから、中間にゲート練習をしておいてもいいかもしれません。この後はステップレースを使うのか桜花賞に直接かは決まっていないとのことですが、僕自身も相当な能力を秘めた馬であることを感じ取ることができましたし、今日のパフォーマンスは本番も楽しみと思わせてくれるものでした。大きなタイトルを獲らせてあげられるように一緒に頑張りたいと思います」

音無調教師「緩いペースでしたし、今日は実際のところ直線だけしか競馬をしていませんが、やっぱり走る馬ということを改めて感じさせてくれるパフォーマンスだったと思います。ここでしっかりと結果を出すことができて本当に良かったです。まず今日のところは一安心という感じですね。この勝利で賞金的に桜花賞にはほぼ使えると思いますが、今は厩舎で調整していても飼葉の食いも安定していて生活にも慣れてくれています。放牧に出して環境を変えることでリズムが変わってしまうことは避けたいので、このまま厩舎に置いて進めていくことにします。今日も直線だけの競馬でそこまで力を出し切っていませんし、この後はオーナーサイドと協議して、チューリップ賞を挟むのか桜花賞へ直行するかどうかは馬の状態を見ながら決めたいと思います。あとは豊君も言っていましたが、ゲート内で少しチャカチャカしているのが気になった様なので、ゲート練習もしながら調整していきますよ。今日はありがとうございました」

馬込みに入らないで大外をぶん回す競馬がこの馬の強さを一番に発揮できることが前走でわかったので、11頭立ての大外枠はゲートも最後になるし最高の枠でした。レースは何も言うことのない完勝でしたね。桜花賞に向けてあとはどこまで状態を上げていけるかだと思います。ローテは直行かチューリップ賞を挟むとのことですが、シンハライトと違って一応は阪神マイルを経験していますのでどちらでも良いかなと思います。

この馬を指名するときに「血統に関してはすごい良い面と悪い面がある」と書きましたがその良い面というのはズバリ、ファミリーナンバーです。レッドアヴァンセのファミリーナンバーは9号族なのですがこれは桜花賞の勝ち馬であるアパパネマルセリーナアユサンハープスターと同じなんですよね。さらに、9号族の中にも5種類くらいあるようなのですがこれら4頭はすべて[9-f]で、しかもその内の3頭は父がディープインパクトですからレッドアヴァンセはもうガチガチの桜花賞血統だと言えるわけです。あとは当日を450キロ以上で迎えられれば文句ナシだと思うのでそういう意味でも馬体の充実を図るのであれば直行という選択肢も悪くないということになります。

とにかく本番まで順調に行ってくれればと思います。桜花賞シンハライトとの2頭出しがほぼ決まったのでとても楽しみです!