海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。過去の指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェ。グレーターロンドン、ロジクライ、エアウィンザー、サトノアーサー、ジェネラーレウーノ、ロックディスタウン、グレイル、クラージュゲリエ、ビアンフェ、マイラプソディ、ステラリア、エリカヴィータなどです。

JRA-VANの指名馬10頭が確定

POG1年目で指名するペースを完全にミスった結果、残り5頭をこの時期に選択するという無謀な展開となりました。

既指名馬(出走順)

① ビヨンジオール
② メイショウメイゲツ
③ パラダイスリッジ
④ ミッキークイーン
⑤ リアルスティール

新指名馬(五十音順)

⑥ グレーターロンドン
⑦ サトノメサイア
⑧ マンハッタンキング
⑨ ラフィングクラブ
⑩ リガードリング

では全指名馬の簡単な紹介をしていきます

① ビヨンジオール

父:サクラプレジデント
母:サムシングナイス
母父:ラムタラ

この馬は以前の記事に書いた通り、スピード遺伝子検査に釣られて指名した馬です。
本当にダービーを目指せるだけのスタミナとスピードが遺伝子レベルで保証されているのであれば最低でもマイルはこなせるだろ…なんて期待していましたが、どう見ても普通のスプリンターです本当にありがとうございました。
今では完全に1枠を無駄使いしてしまったと後悔していますが、とりあえず強い勝ち方で未勝利戦は脱出してくれたので2勝は期待できるかもしれません。ファルコンSを目標にあわよくばNHKマイルも視野に入れて今後は頑張って欲しいと思います。

② メイショウメイゲツ

父:ディープインパクト
母:スクービドゥー
母父:ヨハンクライフ

己の馬体論がアップデートされていく中でこの馬は何度見ても良いなあと思います。
今のところ冴えない成績ですが、今後は必ず盛り返してくれると信じています。
メイゲツは同じメイショウさんのマンボのように長めの距離適性があるのに何故か1400でデビューさせられたパターンなのではないでしょうか。
この馬はディープ牝馬の中でも2400メートル勝ち切ることのできる数少ない好馬体だと思っています。
桜花賞も当然目指して欲しいですが、大目標をオークスに狙いすまして今後のローテーションを組み立てて欲しいと思います。とりあえず、1800や2000メートルを使って見て欲しいですね。

③ パラダイスリッジ

父:ディープインパクト
母:クロウキャニオン
母父:フレンチデピュティ

この馬もメイゲツ程ではないですが、十分に好馬体だと思います。
現在マイルを2戦して未勝利ですが、馬体やレースぶりからもう少し距離があった方が良いのだと思います。こんなところで終わる馬には思えないので、桜花賞ミッキークイーンにまかせてオークスを目標にじっくり調整してくれれば良いのではないかと思います。
ちなみに、池江厩舎の牝馬は走らないという人がいますが、それは表面的な結果だけを見ているだけであり、血統を見てみれば走らなくて当然な馬が多いだけであると言う事実に気が付きます。12年産駒は血統の良い馬が多いので変わってくると思います。

④ ミッキークイーン

父:ディープインパクト
母:ミュージカルウェイ
母父:ゴールドアウェイ

以前の記事に書いたとおり一番最初に指名を決めた馬がこのミッキークイーンです。
世代屈指の強烈な末脚を持っているので桜花賞では確実に良い競馬をしてくれるでしょう。
浜中曰くおっとりしているとのことですが、押していってもきちんと折り合えるし、GOサインにはしっかり反応して鋭い脚を使ってくれるので全くケチの付け所がありませんね。
後はどれだけ馬体を大きくしてパワーを付けられるかという自分との戦いになりそうです。

⑤ リアルスティール

父:ディープインパクト
母:ラヴズオンリーミー
母父:ストームキャット

この馬も馬体を見て初期から指名を検討していた馬です。
新馬戦は相手が弱かったと思いますが福永を乗せても余裕で快勝してくれました。
ただし、走り方が少しドタドタしているのでもっと柔らかいフットワークになると良いでしょうね。パドックは今日になってやっと見ましたが、後肢がちょぼちょぼした歩きでこれがドタドタの原因かと納得しました。胴も思っていたより短いので、2400メートルクラスの距離で勝ちきれるかは映像を見てから逆に分からなくなりました。次が試金石になるでしょうね。
既出走組では唯一のダービー馬候補なので、この子には何としても頑張って欲しいです。
次走は一口会員の方曰く、共同通信杯が有力視されているようですよ。

ここからは急いで指名を決めた馬たちです。
当初は指名しないつもりだった馬たちなので欠点もありますが、長所が上手く引き出されれば良いところまで行けると思います。
3頭は割りとすんなり決まりましたが、残りの2頭に苦戦しました。

⑥ グレーターロンドン

父:ディープインパクト
母:ロンドンブリッジ
母:ドクターデヴィアス

すんなり馬その1。
馬体と血統に少し気に食わない点がありますが、調教はそこそこ動けているようなので指名しました。
この馬は1600~2000辺りに向きそうな馬体をしているのでダービー馬候補という期待は最初からしていません。イメージ的にはイスラボニータですね。
ショウナンアデラで話題の下河辺牧場ですが、最終兵器はこのグレーターロンドンなのではないかと思っています。

⑦ サトノメサイア

父:ハーツクライ
母:ダリシア
母父:アカテナンゴ

苦戦馬その1。
悩みに悩みました。
兄はアニマルキングダムというアメリカのG1馬で、母父がワールドエースと同じアカテナンゴ、母母父がダンシングブレーヴという血統…ハーツクライ産駒から選ぶならこれだろ!と初心者である6月頃の自分は選ぶ気満々だったわけですが、その後色々調べた結果やはりハーツクライ産駒は母系がスピードタイプの方が活躍できていますのでこの血統は最良とは言えないわけです。
馬体写真も確認できておらず、大型馬でまだ緩いそうですが、美浦の坂路でとりあえず終い13秒台は馬なりで出せているようなので、蓋を開けてみるまで全く見当が付きませんがダービー馬候補の穴として指名しました。

⑧ マンハッタンキング

父:キングカメハメハ
母:マンハッタンフィズ
母父:サンデーサイレンス

すんなり馬その2。
キンカメ×SSはもはやどう頑張ってもダービーを勝てないだろうということからキンカメ産駒は母父スペシャルウィークくらいしか眼中に無かったのですが、こんな状況なので改めて社台のカタログを見直してみるとこの馬の好馬体が目に止まりました。
きょうだいが堅実に結果を残しているのでもっと話題になって良いはずの馬なのですが、全く情報が出てこなかったので何か問題はあるのかもしれませんね。
しかし、好馬体に加え好調教で鞍上はおそらく岩田と血統以外は完璧に近いので指名することにしました。
この馬はダービーで勝ち切れないだろう血統に合わせて、馬体からもウインバリアシオンのようなイメージを持っています。

⑨ ラフィングクラブ

苦戦馬その2。
この馬は実は募集時の馬体写真を見て気に入っていたのですが、サンデーの血が入ってない時点でクラシックもNHKマイルもかなり厳しいことや、他のPOG本などでは頭が高く胴は短く見えたので長め距離はあまり期待できないだろうという2点から指名を諦めました。
しかし、指名馬を探す中で他の馬もそれなりの欠点がありますし、公式で最新写真を確認してみたところ改めて良いと思ったので大穴として指名することにしました。

⑩ リガードリング

父:マンハッタンカフェ
母:ミルグレイン
母父:ポリッシュプレセデント

すんなり馬その3。
マンハッタンキングと同じく血統面やG1レーシングの募集馬という時点で眼中にありませんでしたが改めてカタログを確認してみると「お、これ良いんじゃないの」と思いました。
調教も動いていますし、血統もマンハッタンカフェの成功パターンです。
今年はマンハッタンカフェ産駒が好調だったと思うのでこの子もその流れに乗って欲しいですね。

…ということで全馬の解説が終わりました。
上にも書いた通り残り2頭に悩みまくったわけですが、今やり直せるならアヴニールマルシェシャイニングレイは指名しておきたかったです。

https://twitter.com/pog20142015/status/548109653372985345
キャロットのカタログって後からみれないしPOG本にも載ってないからスルーしてたけどシャイニングレイも良いね。8頭から中々進まないのでアヴニールマルシェシャイニングレイは指名しておけば良かった。頑張って残り2頭を探す。

ホープフルS以前の25日にツイートしたのですが、シャイニングレイ来ましたね…。

アヴニールマルシェは馬体も血統も評価していたのになぜ指名しなかったかと言うと、藤沢厩舎&御用達の騎手ではダービーは勝てないと判断したからです。その頃は始めたばかりでダービー1着にこだわりすぎていたんですね。後からもっと良い馬が出て来るだろうと踏んだ経験の浅さが出ました。
ちなみにアヴニールマルシェは良い馬ですが今のところダービー馬候補だとは思っていません。募集時の写真は良かったですがPOG本などで見ると2400を勝ちきれるかは微妙に見えますし、母父フレンチデピュティも2400は長い可能性があるからです。

そして、シャイニングレイですが馬体も血統も良いんですよね。馬体は一回り大きいハープスターというイメージです。なんで指名しなかったのかな?調教師で割り引いたのかな?とか考えましたが、どうやらこの馬はOCD手術をしていたみたいです。多分それをnetkeibaの掲示板かなんかで見て指名しなかったんだと思います。
アヴニールマルシェと違ってこちらは2400を勝ちきれる馬体に見えますし、母父クロフネフレンチデピュティよりは長めに結果が出ているので問題ないと思います。このまま順調ならコワイ1頭ですね。

今のところダービー馬候補はシャイニングレイ1頭だけだという判断です。
それ以外の既デビュー組は馬体や血統に難があるのであまり評価していません。
シャイニングレイに対抗できるのはリアルスティール他の後発組だと思うので新指名馬たちにも大きく期待しています。15年はこの10頭で勝負!