海底撈月 POGと一口馬主

馬体研究でPOGと一口馬主の攻略を目指す。指名馬はミッキークイーン、リアルスティール、シンハライト、メールドグラース、ラヴズオンリーユー、ポタジェなど。出資馬はロードリバーサル、ポレンティア、ギャラクサイト、サンドレス、サフィラ、ロパシック、メジャーアピール。

ラスカンブレスの指名を決定(アースライズの21)

父:ブリックスアンドモルタル
母:アースライズ
母父:マンハッタンカフェ
馬主:吉田勝己(オーナーズ)
厩舎:林徹(美浦

 

 今シーズンの5頭目はラスカンブレスを指名します。ブリックスアンドモルタル産駒を指名するのは初めてになりますね。母アースライズはミッキークイーン世代の馬なので懐かしいです。

 

 POG本に載ってない馬で完全ノーマークだったのですが調教や歩様をみると前脚を柔らかく使えていて、馬体写真を調べたら好馬体だったので指名しようと思いました。

 

 牡馬はショーマンフリートだけだったのでこれで2頭目になります。ダービーへ進むためにも新馬勝ちをしてもらってトントン拍子で賞金を稼いでいってもらいたいです。

フォーザボーイズの指名を決定(カゼルタの21)

父:エピファネイア
母:カゼルタ
母父:ハービンジャー
馬主:平田修
厩舎:加藤征弘美浦

 

 今シーズンの4頭目はフォーザボーイズを指名します。牝馬はサフィラ、アナベルエクラに続いて3頭目の指名になります。

 

6月に書いたブログ記事より

エピファネイア産駒です。ミーハー値3ということですが残りの2名の指名馬をみると同一人物の可能性が高そうで実質2人だけが指名している超穴馬です。情報は少ないですが2歳馬特集のフットワークはスピードがありそうで良く見えました。ただ、唯一出ているセレクト当歳時の写真を見ると長めの距離にも対応できそうで、幅広い距離適性とスピードを兼ね備えているタイプなら楽しみだと思いました。

 

 この馬も調教映像が一度もアップされていませんが2歳馬特集での動きは良かったですし、日刊ゲンダイトレセンパドック動画で初めて動いているところを見ましたが思っていた以上にバネがあって期待値が上がりました。

 

 先週はサフィラが3馬身半差の快勝をしてくれましたが牝馬の路線は層が厚いので諦める、、のではなくそれらを打ち負かすべく新戦力を投入していきたいです。この馬なら完全に裏をかけると思うので走ってくれると嬉しいです。

ショーマンフリートの指名を決定(スカイフの21)

父:スワーヴリチャード
母:スカイフ
母父:Siyouni
馬主:星野壽市
厩舎:手塚貴久美浦

 

 3頭目はショーマンフリートを指名します。サフィラ、アナベルエクラときたので牡馬は1頭目の指名になります。

 

 セレクトセールの動画では良い歩様をしていたので指名候補には入っていました。スワーヴリチャード産駒であること、POG本でも情報がなかったこと、2歳馬特集にも登場しなかったことなどから上位候補にはなりませんでしたが、いざ新馬戦が始まってみればスワーヴリチャード産駒が絶好調!ということで評価を上げて指名することにしました。

 

 中山芝1600という条件でデビューすることになりましたが、馬体的にはどう見てもマイラーではないですし、追い切り映像からも広いコースの方が合っていそうなので初戦を取りこぼす可能性はあると思います。しかし、モレイラが乗ってくれるのは間違いなく心強いですし何とか一発で決めてもらってクラシック戦線に乗ってもらえればと思います。

 

 1週前追い切りでは余裕を持って新馬勝ちしたフォルラニーニとの併せ馬ができており、当週追いでは最後の方しか映っていませんが3勝クラスのヴァーンフリートを相手にダイナミックな動きで馬なり先着をしています。ブックのコラムによると帰厩1本目ではソールオリエンスを煽る動きをしていたなんて情報もありますね。スワーヴリチャード産駒の血統傾向はまだわかりませんがハーツクライと相性の良い血はたくさん持っているので特に悪いことはないと思っています。

 

 牝馬は強そうな馬がたくさん出てきていますが牡馬の方はまだまだだと思うで衝撃のデビューを期待します。

アナベルエクラの指名を決定(エセンテペの21)

父:キタサンブラック
母:エセンテペ
母父:Oratorio
馬主:YMホース
厩舎:清水久詞栗東

 

 今シーズンの2頭目アナベルエクラを指名します。

 

6月に書いたブログ記事より

キタサンブラック産駒です。ドゥラメンテキタサンブラックの産駒は何かしら選びたいと思っていたところこの馬を見つけました。配合が成功パターンに合致しますし、頭の高い走りは気になるものの脚力を感じました。清水厩舎の牝馬は割引していましたがコナコーストで桜花賞2着と健闘しましたし本馬にも期待します。

 

 調教映像が一度もアップされていないのが不満しかないですが(最近のレーシングビュアーの選定は特に酷い)26日は好時計で走れていますし、1週前も時計は平凡ながら馬なりで0.5秒追走0.4秒先着と内容は良さそうでした。

 

 今年は既にボンドガールを筆頭にチェルヴィニア、レガレイラ、アスコリピチェーノなど牝馬にタレントが揃っている印象ですがアナベルエクラも食い込めるような走りを期待します。

メジャーアピール(アピールⅡの22)に出資が決定

父:ダイワメジャー
母:アピールⅡ
母父:Selkirk
厩舎:加藤士津八美浦

 

 シルクの2023年度(22年産駒)の1次募集の結果が発表されました。今年は人気馬たちが良く見えなかったのでこれまでに比べたら緩い抽選でしたが何とか抽優でツルマルワンピースの22、そして一般でもアピールⅡの22をゲットすることができました。この記事ではアピールⅡの22について書いていきたいと思います。(ロパシックについての記事はこちらへ。

 

 アピールⅡの22についてまず触れなければならないのは手術歴のある馬だということです。両飛節のOCD除去手術が2023年の5月26日に行われたと募集の段階で発表されています。OCD手術は競争能力に影響はないとされていますが、歩様動画を見ると前後の脚が良く動けており、後ろからの映像でも手術箇所の飛節に全くブレがないの少なくとも現時点で不安は無いし良い歩きができていると思いました。このまま順調に育成してもらえればと思います。

 

 

 ダイワメジャー産駒と言えば前受けしてなんぼのキレない馬というのが定説でしたが晩年になってから何故かアドマイヤマーズやセリフォスなどの瞬発力のある馬が出てきました。今年にデビューした2歳馬のボンドガールも東京競馬場でレース上がり11.2 - 11.0 - 11.1の極限の上がり勝負を制しており、既にG1で好走できるレベルの内容を示しています。実はこれらの馬との共通点がRed godの血を内包するというもので、特にアドマイヤマーズとはLinamixの血を持っている点でも似通っています。全兄のペールエール新馬勝ちからの重賞連続好走という実績なので元々血統的な裏付けはあるのですが晩年のダイワメジャー産駒だからこその魅力もあるのでその点からも非常に楽しみです。

 

 募集時には365キロだった馬体重がツアー時には406キロと40キロ以上も増えていたことは出資に向けての大きな決め手となりました。4月14日生まれにしては体高と管囲は標準サイズに達していたのでこれからまだまだ大きくなると思います。手術歴から慎重に育成していくと思うので順調に行っても秋デビューになるかと思いますが、ダイワメジャー産駒ということで元から照準はNHKマイルカップになると思いますし、馬の体調にあわせてじっくりと進めてもらえたらと思います。ツアー情報と言えば放牧に出たのが遅かったので友達が少ないという話が何件か出ていたのも面白かったですね。

 

 これまで出資してきた馬は4/5頭がハーツクライ産駒だったのですが、まさかここにきてハーツクライと同期のダイワメジャー産駒に縁があるとは思っていませんでした。1年に2頭の出資、しかも牡馬と牝馬が揃うのも初めてです。来シーズンの競馬をこの度に出資できた2頭が賑やかしてくれることを期待しています。

 

(追記)瞬発力のあるダイワメジャー産駒の登場はシゲルピンクダイヤが始まりだったように思い調べていたところ、他にも末脚の強力なゴールデンナンバー、アスコリピチェーノが本馬と同じSharpen Up持ちでした。Red godとSharpen Upの両方を持っているアピールⅡの22の末脚には期待大ですね。

ダイワメジャーダイワスカーレットの半兄

ロパシック(ツルマルワンピースの22)に出資が決定

父:エピファネイア
母:ツルマルワンピース
母父:キングカメハメハ
厩舎:大竹正博美浦

 

 シルクの2023年度(22年産駒)の1次募集の結果が発表されました。今年は人気馬たちが良く見えなかったのでこれまでに比べたら緩い抽選でしたが何とか抽優でツルマルワンピースの22、そして一般でもアピールⅡの22をゲットすることができました。この記事ではツルマルワンピースの22について書いていきたいと思います。(メジャーアピールについての記事はこちら)。

 

 ツルマルワンピースの産駒ということで半兄にブラストワンピースがいる血統となりますが私にとっては出資馬であるサンドレスの半妹ということになります。これまでツルマルワンピースの産駒はほとんどがクラブで募集されてきましたがブラストワンピースが活躍して以降の

・サンドレス♀(ハービンジャー)4000万円
・ブラストウェーブ♂(ハービンジャー)7000万円
・オールライズ♂(モーリス)6000万円

という値付けを考えるとエピファネイア産駒で5000万円の本馬はかなりのお値打ちだと思います。きょうだい特有の大きくなりすぎる傾向が産駒の不振に繋がっていますが本馬は募集時点で424キロと体高も含めて一回り以上小さな馬体をしており、体を持て余すことのない機敏な走りが期待できます。

 

 

 エピファネイア×キングカメハメハという血統はエピファネイア産駒の賞金上位10頭の中で4頭がランクインしているニックス配合であり、デアリングタクト、イズジョーノキセキ、クラヴェル、スカイグルーヴとそのいずれもが牝馬であることは大きな強調材料です。ツルマルワンピースは初仔のハービンジャー産駒から有馬記念の勝ち馬ブラストワンピース、第3仔は芝で活躍する貴重なオルフェーヴル産駒のホウオウピースフルを輩出していることからも繁殖能力の高さは疑いようがありませんが、その母から長打力の高いエピキン配合が実現されたのですから本馬の血統的な魅力は非常に大きなものがあると言えます。

 

ツルマルワンピースの22を血統を構成するウマ娘たち

 馬体はカタログ写真を見た瞬間にまさしく「ナスに棒が刺さったみたいな馬」という印象を持ちました。これは大竹師がブラストワンピースを初めて見たときに抱いた感想だそうです。繋が立っている点は多くの人が気にしたでしょうし、だからこそこの人気に落ち着いたのだと思います。しかし、歩様動画を見て「アレ!?」となりました。この繋からは想像のできない前の出の良いしっかりとした歩きをしています。後ろから見たときの歩様もブレがなくこの健全な後肢なら前肢にかかる負担も限りなく少ないと判断しました。

 

 実績のある母で初めてのエピファネイア×キングカメハメハの黄金配合、一見怪しいように見えて実は魅力的な歩様ができており、募集時点で424キロとこれまでの産駒とは異なるコンパクトなサイズでクラシックディスタンス向きの馬体。もうこれしかないでしょうということでツアー前から決めていたのですがツアーでの評価がうなぎのぼりだったようで焦りました。無事に獲得できて良かったです。きょうだい(姉妹)で出資するのも初めてなので未勝利で引退となったサンドレスの分まで大いに活躍してもらいたいと思います。

 

サフィラの指名を決定(サロミナの21)

父:ハーツクライ
母:サロミナ
母父:Lomitas
馬主:シルクレーシング
厩舎:池添学栗東

 

 今シーズンの1頭目は出資馬であるサフィラの指名となりました。8月まで指名がゼロになるとは思っていなかったです。

 

 ブログでは既に出資が決まったとき6月が締め切りのPOGで選んだときに触れていますので本馬についての詳しい情報はそちらを参照ください。

 

 デビュー前の動向としては1週前にCW、当週は坂路で追い切りをしたのですがどちらも抜群の時計を記録してくれました。

 

【新潟新馬戦】サフィラ 良血証明だ!父ハーツクライのラスト世代 サリオスの全妹がベールを脱ぐ - スポニチ競馬Web

12日に栗東入り。追い切り本数こそ少ないがトレーナーの言葉通り、素晴らしい動きを披露している。19日は坂路で先行した僚馬オーシンハーフ(2歳新馬)を馬なりで悠々とかわし、4F55秒1~1F12秒8で3馬身先着。1週前追いは松山を背にCWコース単走で6F81秒0~1F11秒5(馬なり)を刻んだ。「フットワークが軽やかで、目いっぱい追わなくても時計が出ている。折り合いもつくし、さすが血統馬。初戦から動ける態勢です」と自信を口にする。

 馬体重は430キロ台。牡馬で500キロを優に超える大柄だったサリオスより、436キロでデビューしたサラキアと体形は似ている。「見た目は牝馬らしく、スッキリしている。小柄でもカイ食いがいいので、しっかり稽古をこなせるのが何より。この暑さでもバテている様子はない」と精神面の強さを強調した。

 

 馬体重が気になる人もいるかもしれませんがクラブ募集の段階で468キロあったので成長するにつれてその辺りまでは大きくなるかと思います。同じ早生まれでハーツクライ産駒のリスグラシューは432キロで夏にデビューとなりましたが募集時は465キロ、ラストランの有馬記念は468キロでした。何より飼い食いが良いと言われているのが安心ですね。

 

 シルクの2023年度募集は本日の17時に締め切られましたが、サフィラは2022年度の募集ですからちょうど昨年の今頃に出資が決まりました。そのときはもちろん嬉しかったのですがPOG本でLynnさんが推しの5頭に選んでくれたのもすごく嬉しかったのを思い出します。

 

 

 骨瘤で少し調整が遅れましたが軽度だったこともあり無事にこの時期にデビューを迎えることができました。POGでの指名を迷っているならばどうぞ指名しちゃってください!私とマルゼンスキーの推しなら間違いない、はず。中京デビュー予定からLynnさんの地元である新潟デビューになったのも何かの縁ですかね。

 

 8月5日(土曜日)、新潟6R、12時55分発走予定です。

 

POG開幕!注目の10頭を紹介 2023~2024

【 指名馬10頭を紹介】

 

 某所で指名したPOG馬、牡馬6頭牝馬4頭をミーハー値の高い順に紹介していきます。ミーハー値というのは指名者の合計数で6月1日締め切り時点での人気を表しています。レーシングビュアーの2歳馬特集に出ていた馬は少なくとも大きな頓挫は無いだろうということで全てここに登場した馬から選んでいます。ミーハー値1000以下部門で戦えるように選んだのでドラフトでも指名しやすい穴馬が多いかと思います。

 

[牡馬]

 

ミスドバウィの2021

 

馬主:林正道
厩舎:斉藤崇史(栗東
ミーハー値:147

 

 ドゥラメンテ産駒で昨シーズンのアーリントンCで2着に入ったセッションの半弟となります。この馬はとにかく血統が良いです。ドゥラメンテ産駒の成功パターンとなる血がこれでもかと入っています。馬体写真が掲載されていないのが残念ですが、セッション(510キロ台)とは違いサイズ感もちょうど良いということなので大きすぎない馬ということが判明しているのもポイントが高いです。クラシックを意識できる斉藤崇史厩舎というのも決め手となりました。

 

■サトノファントム(ウイングステルスの21)

 

馬主:里見治
厩舎:友道康夫栗東
ミーハー値:145

 

 サトノダイヤモンド産駒です。母16歳時の産駒という点は割引ですが、フットワークは良好で配合も既に結果を出している産駒との共通点があります。馬体は後肢がちょっと長めですが、サトノダイヤモンド自体がそんな馬だったので気にしなくても良いのかなと思いました。友道厩舎ということでサトノグランツに続いてクラシック路線に乗ってもらいたいです。

 

■デュアルウィルダー(ダンスウィズキトゥンの21)

 

馬主:社台レースホース
厩舎:堀宣行美浦
ミーハー値:38

 

 レアなYoshida産駒です。社台の復権から今年は多めに選びたいと思っていましたが最も推したいのはこの馬です。バランスの良い馬体をしていますし、フットワークに関しては確認できた社台の馬では一番良いと思いました。馬名の意味は「二刀流」ということですがせめてクラシック期間は芝路線で活躍してもらいたいところ。堀厩舎というのも心強いです。

 

■ジュンゴールド(ジュントップヒトミの21)

 

馬主:???
厩舎:友道康夫栗東
ミーハー値:15

 

 エピファネイア産駒です。ノーザンファームエピファネイア産駒で配合の良い馬を探していたらこの馬に辿り着きました。フットワークは頭の高さが気になりましたが脚は良く回っています。半兄たちに続いて友道厩舎の予定ですが馬主が逮捕されてしまったのでその点は気がかりです。息子さんも馬主なので引き継ぐのではないかと言われています。馬体写真は未確認です。
 
■スパークリシャール(スパークオンアイスの21)

 

馬主:西見徹也
厩舎:小島茂之美浦
ミーハー値:3

 

 スワーヴリチャード産駒です。スワーヴリチャード自体が強い相手に勝っていないのであまり指名したくなかったのですが、この馬に関しては2歳馬特集での走りが良かったので指名することにしました。馬体写真は確認できていませんが楽な手応えでキレのあるフットワークを披露しており入厩してからの時計が楽しみです。

 

■ワーキングアセット(ワーキングプライドの21)

 

馬主:サンデーレーシング
厩舎:吉村圭司栗東
ミーハー値:1

 

 ジャスタウェイ産駒です。走るジャスタウェイ産駒の馬体をしていますし、配合も成功パターンに合致しているので選びました。デビューは早くないかもしれませんがマイルから2000mの距離で楽しみな馬です。こちらはミーハー値が1ということで単独指名となりました。

 

[牝馬]

 

■サフィラ(サロミナの21)

 

馬主:シルクレーシング
厩舎:池添学栗東
ミーハー値:630

 

 ハーツクライ産駒でサラキアの半妹、サリオスの全妹です。本馬に関する詳細は出資が決まったときの記事を見ていただくとして、その後の情報としては何より各POG本でトップ級の扱いを受けたことに驚きました。血統的には注目されるのは当然なのですが実際にあれだけの扱いをされると本当に自分の出資馬なのかなーとどこか他人事のように思えてしまいます。改めて私が言う事も特に無いかなと思いますが、クラシックディスタンス向きのこの馬体でスピードや前向きさを評価されているのは楽しみしかないです。POG馬でオークスを勝ったミッキークイーンシンハライト、ラヴズオンリーユーもマイルに対応できるスピードがありましたからサフィラにも期待大です。

 

アナベルエクラ(エセンテペの21)

 

馬主:STレーシング
厩舎:清水久詞栗東
ミーハー値:9

 

 キタサンブラック産駒です。ドゥラメンテキタサンブラックの産駒は何かしら選びたいと思っていたところこの馬を見つけました。配合が成功パターンに合致しますし、頭の高い走りは気になるものの脚力を感じました。清水厩舎の牝馬は割引していましたがコナコーストで桜花賞2着と健闘しましたし本馬にも期待します。

 

■コンテソレーラ(エレクトラムの21)

 

馬主:インゼルレーシング
厩舎:手塚貴久美浦
ミーハー値:4
 
 リアルスティール産駒です。この馬はインゼルで募集されたときにかなり良い馬体だと思いました。募集動画からあまり距離がもたないタイプかと思いましたがPOG馬だったリアルスティールの産駒で母父も以前から注目しているHigh Chaparralと推さずにはいられない血統です。リアルスティールの成功パターンはまだ掴みきれていないですがRobertoとNijinsky持ちなのはレーベンスティールと同じですからその点からも期待できそうです。個人的には注目ポイントが多いのですがさらに手塚厩舎ということで、本当にミーハー値4でイイんですかー!?という感じです。

 

■フォーザボーイズ(カゼルタの21)

 

馬主:平田修(落札者)
厩舎:不明
ミーハー値:3

 

 エピファネイア産駒です。ミーハー値3ということですが残りの2名の指名馬をみると同一人物の可能性が高そうで実質2人だけが指名している超穴馬です。情報は少ないですが2歳馬特集のフットワークはスピードがありそうで良く見えました。ただ、唯一出ているセレクト当歳時の写真を見ると長めの距離にも対応できそうで、幅広い距離適性とスピードを兼ね備えているタイプなら楽しみだと思いました。

 

 

 2年前に同様の記事を書き、その時は「今年はオーナーズの馬が侮れない!?」という提言をしたのですが、実際にオーナーズの馬から選んだウェルカムニュース(ミーハー値25)、モンタナアゲート(8)、グレナデンシロップ(3)の3頭は全て勝ち上がることができました。いずれもミーハー値の低い馬でしたしウェルカムニュースに関してはオープン馬になりましたのでPOG全体の成績は酷かったですがそれなりに良い狙いができたのではないかと思います。今年はサフィラにミーハー値を大幅に割いたのでさらにミーハー値の低い馬が集まっていますが何とか結果を出したいですね。狙うはランキング最前列!

 

 

 

ダノンジュリアスの指名を決定(オーマイベイビーの20)&JRA-VANの指名馬9頭が確定(2022-2023)

① エルダーサイン
② ナイトキャッスル
③ エメイヴェイモン
④ クロスリー
⑤ メテオリート
⑥ スマイルスルー
⑦ インタクト
⑧ マキシ
⑨ ダノンジュリアス

 

 28日にJRA-VANの締め切りということでまだデビューは決まっていませんがブックでも指名済みだったダノンジュリアスを9頭目に選びました。ステラヴェローチェの全弟ということで馬体は薄いですが歩様も滑らかでしたし期待しています。

 

 10頭目は決めなきゃと思っていたのですがすっかり忘れてしまったので無しとなってしまいました。ダノンボレロという馬が2歳馬特集でのフットワークがかなり良くてマイル皐月路線でかなり期待していたのですがどうも競走馬としてデビューできるのか怪しいということで残念です。この馬をまぼろしの10頭目としておきます。

 

 今シーズンは12月末の段階で勝ち上がっているのがナイトキャッスル、メテオリートの2頭だけとかなり厳しい状況です。(入会しているシルクから選んだこの2頭はしっかりと勝ち上がりました)近年はどうも動きに重きを置きすぎている感があるので来年は原点に戻って馬体・血統をより重視する選び方にしようと思っています。

 

 

 これはシンリョクカとミッキーカプチーノがデビューした週のツイートですが、その後に前者は阪神JFで2着、後者はホープフルステークスを大外枠ながら1番人気に推され5着に健闘しました。この2頭を指名できていれば格好良かったのですが非ノーザンということで難しかったですね。

 

 20年産駒は出資馬が0頭だったので今シーズンにデビューする馬はいませんでしたが来年はサロミナの21がスタンバイしています。今のところ順調に調整されていますがサリオス以外は晩生の血統ですのでいつ頃のデビューになるのかは全く想像がつかないです。今の段階では開幕週の阪神マイルもあり得ますし、半姉のサラキアを管理していた厩舎なので夏の小倉という選択肢もあります。じっくりやっていくならサリエラのように秋冬になるかもしれません。とりあえず年内に新しい馬体写真、年明けの1日は近況が更新されますので今はそれを楽しみにしています。

 

マキシの指名を決定(ラキシスの20)

父:エピファネイア
母:ラキシス
母父:ディープインパクト
馬主:大島昌也
厩舎:辻野泰之(栗東

 

 8頭目はマキシを指名します。G1馬であるラキシスから生まれた初めての牡馬です。ブック指名馬はメテオリート、スマイルスルーに続いて3/5頭目の登場です。

 

 2歳馬特集の動きを見て絶対に指名したいと思ったうちの1頭で、クラシック路線では最も期待していた本馬でしたが何とか年内にデビューが間に合ってくれました。ダービーに間に合うかはわかりませんが、明日は是非とも新馬勝ちを期待します。